もしかして、私の予算少なすぎ!?
人は誰でも、何かを評価するときに、その対象だけを見て行うことは出来ない。鯨は、ほかの魚に比して非常に体積が大きいが故に「鯨って大きいよね」と言われるのである。
そんなわけでトビタテハウスが徐々に完成に近づいてきているということで、トビタテハウスマンは内装デザイナーマンとともにお宝探しにIKEAへと向かった。目指すは彼の作ったこんな素敵なリビングである。
窓いっぱいに広がる本棚、並んで作業も出来ちゃうおしゃれなバーカウンター。そして人が多いときのための小さなテーブル。内装デザインマンの哲学に基づく、ウィットに富んだ穏やかな笑いが広がりそうなリビングである。ちなみにリビングに使える予算は25万円であるが、普通に本棚を頼んだだけでその予算を超えるとのこと。
何度も繰り返し書いているが、内装デザインマンの口癖は「なんとかしましょう」である。予算が少ないかどうかは比較対象によるのだ。東北出身で口数の少ない彼は多くを語らないが、その目には確かな自信に満ちていた。
まるで狩場で獲物を探している猛禽類のような顔で足早に進んでいくHirai氏。いくつかのアイテムを見つけてはメモに残していく。果たしてリビングはいい感じに完成するのか!?