イケメンは二度贈る
- トビタテハウスマン
- 2016年3月17日
- 読了時間: 2分
「かれらには何も与えることはない」と聖者は言った。「むしろかれらの何物かを引き受けて、一緒に担ってやるといい。それが彼らに対する何よりの親切だ。もしあなたにその気があるなら!」 --ニーチェ。

久々登場。ナイススマイルの彼である。そう、いつも優しさとぬくもりてぃを届けてくれる南米Amazonから贈られてくるこの笑顔。
最近はすっかりウィッシュリストの宣伝も忘れていたのであるが、親切な人というのはいつの世もいるものである。http://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/18OOF4BSCYXFS
(ちなみにウィッシュリストというのは、欲しいモノを片っ端から載っけて人にそれを見せるという悪魔的な乞食方法だ)

「もう何を買ったのか忘れちゃいましたよ〜」などと恥ずかしがるイケメン、今回の主人公ことイケメンマンである。トビタテ一期生の若きホープであり、最近は就活を始めたとの噂も流れているやつである。
苦難の時に動揺しないこと。これは真に賞賛すべき卓越した人物の証拠である。(This is the mark of a really admirable man: steadfastness in the face of trouble) と言ったのはベートーベンであるが、まさに就活という荒波に揉まれながらも平気な顔で贈り物を贈る彼こそが真に卓越した人物であると言えるだろう。
中身はなんとコーヒーカップ! 前々から欲しいと言っていたものである。トビタテマスクマンも大喜びである。

しかし、イケメンは単なるイケメンではなかった。不死鳥がなんども蘇るように、彼の優しさは一度だけのものではなかったのである。

「やあ」
バカな…トビタテハウスマンは目を疑った。さっき確かにイケメンからの箱は開いたはずだ。何を言っているかわからねえと思うが、その後彼が「帰った後」にまた新しいのが出てきやがったんだ。俺たちは! 既に何らかのスタンドによって攻撃されているッッッ!!!!!

謎の物体である。遠隔攻撃型のスタンドにしては明らかに敵意がない…我々は調査を続けることにした。

おいおい…これってもしかしてアレじゃねえの!? なんかおしゃれなやつじゃねえの!? カップを贈った上におしゃれに収納できるやつ贈ってくれたんじゃねえの!?
そう、007は二度死ぬが、イケメンは二度贈るのであった。ありがとうイケメン。

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