満足度、安定の4.8。トビタテcaféに行って人生が変わり、ダメな僕にも恋人が出来ました!
平凡な人間と戦士の違いは、平凡な人間はすべてを祝福か、天罰のいずれかと思うのに対して、戦士はすべてを挑戦の機会と考えることである。 【カルロス・カスタネダ/作家】

--トビタテcafé第二回が無事に終わったということで本当にお疲れ様です。トビタテハウスマン(管理人)として、まずは正直な感想をお聞かせください。
ハウスマン:そうですね、まあ一言で言うなら「ほっとしている」って感じかな。山を登り終えて、舗装された道路のアスファルトの硬さを実感した瞬間のような(笑)
--というのは第1回トビタテcaféの経験があっても、結構第二回目は不安があったということでしょうか?
ハウスマン:うーん、そうかな。前回は初めてということもあって緊張しながらも、文科省の説明会の時に宣伝出来たこともあって人はなんとか集まるかなーという安心感はあったので。今回はwebでの広告のみだったのでちょっと怖かったですね。

--つまり、宣伝や集客の部分で不安なところがあったと?
ハウスマン:そうですね。正直やっていることにはそれなりに自信があるんです。というのも、トビタテに「受かるためのテクニック」みたいなものはあまり教えていなくて、もっと根本的に「そもそもあなたの留学計画って、人生振り返った時とか未来を見据えた時に必然的に必要なことなの?」みたいなところをつっこんじゃったりして(笑)
--結構、辛辣な意見が出ることも多そうですね。実際の参加者の声というのも気になります。
ハウスマン:そうですね、結果的に傷ついてしまうようなくらいのことを言う時はあります。もちろん傷つけようという意図はないですが、深く掘り下げていくと自分の昔の辛い過去や経験を思い出さなきゃいけない時もあったりするということなんですが。ちなみに、今回ではリピーターの方も来ていただいていて正直うれしかったですね(笑)
--二回目にして早速リピーターが出てくるっていうのは良い感じですね。具体的な参加者からの感想みたいなものはありませんか?
ハウスマン:もちろんあります。前回は参加者の40%近い方がアンケートを書いてくださって、数字としては平均で5点満点中4.7点を頂いています(笑) 幾つか引用します。

自分の計画をブラッシュアップしてもらうことができ、頭の中が整頓された。この経験は、トビタテ以外での留学計画にも活きると思う。
ヒゲ筋肉さん(仮名)に計画を伝え、計画がまだ漠然としてることや、もっと強い思いがないといけないことがわかりました。できてないところを指摘されるのは怖かったですが、言ってもらえてとてもありがたかったです。
他の学生の方のお話を聞くことで、自分が何が出来ていないのかを客観的に認識することができた。また、それに対して意見交換を行うことで、自分もフィードバックを得ることができた。
--なんとなくなんですけど、ちょっと怪しげなセミナーみたいですね。
ハウスマン:どれを引用するか真剣に悩んだのですが、こういうのって本当にどれを選んでもほぼほぼ怪しげなセミナーに対する感想みたいにしか書きようがないんだなと実感しました。(苦笑) でもこういう生の声を聞けるのは嬉しいし、伝えたいこと(後述)が伝わっているのがわかって安心します。

--まあ確かに楽しそうですね。
ハウスマン:正直楽しかったです。色んな人の留学計画を聞くこともそうですし、何を話すかよりもトビタテ生と実際に話せる機会があるっていうのは嬉しいことなのかなあと。今回のメンターも、僕が「こいつはマジで面白いな」と思うような発明マンや筋肉マン、心理学マンなどが集まってくれて良かったです。
--噂によると、caféの後には食事会もあるとか?
ハウスマン:ええ、実はこれがcaféの中でも一番大事かなと考えています。caféの最中はどうしても先輩後輩的な関係になりがちなのですが、懇親会では参加者同士も自由に話せるということもあるし、あるいは留学とは少し離れたもっと個人的なことも話せたりして良いんですよ。これなんか乾杯する時の写真ですね。

--ごっつええ感じですね。
ハウスマン:そうですね、ごっつええ感じです。
--それでは最後に、このトビタテcaféで伝えたいことと、そのための熱意みたいなものをお話しいただけますか?
ハウスマン:わかりました。まあ簡単に言うとですね、口がうまいやつって面接でも何でも有利だと思うんです。思ってもないことを簡単に口に出来たりするし。でも、そういう上辺だけの人が合格するのってやっぱり嫌です! だから、内に秘めてるめっちゃ面白いことがある、けどそれを上手に話せないって人のためにこのトビタテcaféをやっているんですね。

実際の内容としては、人生を振り返って(過去)、今は何をやっていて(現在)、将来は何をしたいのか(未来・理想)を話してもらっています。そして、その現在から未来・理想へ進んでいくためのステップとして今回の留学があるんだ! という風に伝えてもらうんですね。人生の中で留学がどういう位置づけになるのか、やりたいことをやるために、つまり留学が目的ではなくその先が見える形で語ってもらうんです。
そうすると、自分の未来を決めた自分の昔の経験を思い出したり、意外と留学計画といままでの人生が全然繋がっていなかったり、繋がっているつもりが実はずれていたりっていうことに気づく時が必ずあって。そこに気づくことさえ出来れば留学計画をもっといいものに出来たり、話す内容が変わったりして人に伝わるようになるのかなあと思っています。留学計画の提出書類なんかの添削は絶対にしないつもりです。なんでかというと、帰る時には絶対自分自身が変更するべき点を見つけるからですね。それに、安易なテクニック塾みたいにしたくないんです。
--ありがとうございました。素晴らしい企画ですね。流石トビタテハウスマン! 偉いぞそれゆけハウスマン! それでは次回の開催も楽しみにしています。
(取材・構成 ハウスマン)