怪異! 喋る花がやってきたの巻
優しさってなんだろう。最近トビタテハウスを作ったトビタテハウスマンは、多くの方の支援と優しさに助けられている。物を贈ってくれる人、美味しい物を作ってくれる人、遊びに来てくれる人。部屋の準備を手伝ってくれる人。中には花を贈ってくれる人までいる。
目に似た模様が若干イッているようにも見えるが、かわいい花である。しかしどことなく不自然…いや、違和感のようなものを感じる。やや布に似た不思議な感じの花だ。早速リビングに飾ってみよう。
ちょっとスピーカーに手を載せているみたいに見えて怖い。なんとなく目みたいに見える模様まで付いているから恐ろしい。まるで意思があるようだ。今にも話しだしそう。まさか意思なんてあるわけがあるまい。ただの可愛い花であるはずだ。
ちなみにこの素敵な花を贈ってくれたのはベラルーシに留学していたトビタテ生、Minami NISHINAGAこと優しい笑顔に狂気を秘めたマンである。
なんか料理出来そうな、温和なニュアンスを醸し出している(事実そうなのだ)が、このガールの脳内は完全にお花畑である。どのくらいお花畑かというと、こんな花をプレゼントしてくれるほどである。ん…? 何か声が聞こえてくるぞ?
ごめんねミナミたん、何がごめんってこいつが何言っているのか聞き取れないことに加えて、夜リビングでこの子が話してたらマジで怖いから僕の部屋に飾っておきます…。
もし僕が急に失踪したらこいつを締めあげてください。多分、「やあ僕トビタテハウスマン!」 という声の合間に、「して…だ…て……出し…て……ここか…し…ここから…出して……」という声が聞こえてきます。
そうして僕を出してあげた瞬間、貴方が次の「喋る花」になるのだ。